採用候補者と組織とのマッチ度を照らし、データを活用した人材の確保を:株式会社アールアンドアールの「テキカク」導入事例
株式会社アールアンドアール
- 導入の背景
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- 適性検査を採用業務に活かせていなかった
- 人柄や組織風土がマッチする人材を採用したい
- 気付き・変化
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- 書類や面接だけでは見えにくい部分がデータとして見えるようになった
- 組織とのマッチ度含め、多角的に候補者の特性を把握できるようになった
株式会社アールアンドアールさまは、主に同業者向けに建設機械関連の卸レンタルや、産業機械、イベント備品のレンタルの販売などを手がけている会社です。
社員数200名、多拠点に事業所を構え、コンスタントに年間で新卒採用を10名前後、中途採用も積極的に行う中で、より採用業務の質向上のために「テキカク」を導入。総務人財部 人財課の採用担当2名に「テキカク」導入の背景、利用方法、今後の活用展望についてお話しを伺いました。
組織とのマッチ度がデータで可視化され、ミスマッチを防ぐ
「テキカク」導入の背景について教えてください
「テキカク」導入前までは、他社の適性検査を利用していましたが、候補者の性格特性を把握できても、それを上手に面接や採用業務へ活かせていない実感がありました。
当社では以前からラフールさまが提供する組織改善ツール「ラフールサーベイ」を導入しており、「テキカク」は「ラフールサーベイ」の人材・組織データから得られた個人の価値観や組織風土から、候補者が今の組織状態、社風にマッチしているかを測れる適性検査ということで興味を抱きました。
では、 「テキカク」を選ばれた理由を教えてください
「テキカク」は、弊社社員の価値観や組織風土をベースに候補者とのマッチ度を測れることが魅力的でした。当社ではスキルや能力以上に、人柄や組織風土がマッチする人材を採用したいと考えており、当社が採用において大事にしているポイントと「テキカク」のコンセプトが合致していると感じ、導入に至りました。
さらに、「テキカク」では組織とのマッチ度に加え、従来の性格特性、ストレス耐性などが把握できる特徴もあり、これらを採用業務に活用できると感じたことが導入の決め手となりました。
実際に、導入前に総務人財部で「テキカク」をトライアルで利用したのですが、結果のアウトプットの見解が私たちの感覚とすごく一致していて、これは使える!と感じましたね。
多角的に候補者の特性を把握でき、アウトプットがわかりやすい
採用フローにおいて、「テキカク」をどのように利用していますか?
基本的には、新卒・中途採用ともに、1次面接通過後、2次面接実施前に「テキカク」を利用しています。
2次選考、最終選考時に「テキカク」の結果を参考にしており、特に組織とのマッチ度の結果を大事にしています。価値観や組織風土とのミスマッチが起こらないか、入社後の配属、オンボーディングをどのように進めれば良いかといった点で大いに役立っています。
「テキカク」の結果で重要視しているポイントを教えてください
特に「フィット人材※」の項目を重要視しています。先にお答えしたように、当社の組織風土にマッチする人材を採用したいと考えているため、「フィット人材」のマッチ度B以上を目安としています。
マッチ度Cぐらいまでは許容範囲となっており、1次選考では総務人財部の面接、その他事業所の見学会などを行っています。1次面接通過後、2次面接実施前に「テキカク」を利用する場面では我々の視点も入っているため、まだマッチ度C以下の結果は出ていませんね。
※ フィット人材
今の組織と特徴が近く、価値観やワークスタイル、チームワークの面で調和しやすい人材
今後「テキカク」に期待すること、活用していきたいことなどがあれば教えてください
「テキカク」を導入して特にメリットとして感じていることは、客観的なデータがあることで、より多角的に候補者の特性を把握できるようになった点です。
書類や面接だけでは見えにくい部分が「テキカク」の結果から見えるようになり、採用業務において非常に有効活用させていただいています。
ゆくゆくは「ミライマッチ度」、「ハイパフォーマー診断」を活用し、入社後のパフォーマンスとの関連性などを追っていき、より精度の高い採用活動に繋げていきたいです。
また、入社後の人材配置・育成にも「テキカク」のデータを活用し、個人の特性に合わせた育成プランの作成など、採用以外の場面でも活用の可能性を探っていく予定です。
株式会社アールアンドアール
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