社風や価値観データからフィット人材の採用を強化:株式会社五味八珍の「テキカク」導入事例

導入事例
導入の背景
  • より自社に合った適性検査を使用したかった
  • 社風や配属される店舗との相性が合うかを測りたい
気付き・変化
  • 価値観特性や組織とのマッチ度を主観ではなくデータで客観的に把握できるようになった
  • データをもとに、採用候補者と期待値調整ができるようになった

株式会社五味八珍さまは、静岡県を中心に約40店舗の中華ファミリーレストランを展開している会社です。レストラン運営に加え、食品製造を行っており、小売店での販売や通信販売の事業なども展開しています。

従業員数約1,400名、年間で新卒採用を10名前後、高校生採用も5名程度行う中で、採用業務の質向上のために採用適性検査「テキカク」を導入。人事教育部 渡辺淳美 さまに、「テキカク」導入の背景、利用方法、今後の活用展望についてお話を伺いました。

社風や店舗とのマッチ度を測れることが魅力

「テキカク」導入の背景について教えてください

渡辺さま:
以前は他社の適性検査を使用していましたが、より今の弊社の採用活動にあう適性検査ツールを探していました。

具体的に申しますと、採用候補者のスキルや能力、性格特性だけではなく、当社の社風や、配属される店舗との相性が合うかを測れるツール、面接時の判断材料やサポートとして活用できるツールが弊社にとっては理想でした。

そんな中、上長が人事向け展示会で情報収集していたところ、「テキカク」に出会いました。

では、 「テキカク」を選ばれた理由を教えてください

渡辺さま:
候補となったツールは2社で、そのうちの一つが「テキカク」でした。

採用候補者が当社の社風や配属される店舗との相性が合うかを測れる適性検査という本来採用活動を通して行いたかったことが「テキカク」で実現できると感じ、導入を決めました。

また、「テキカク」は社員の価値観や組織風土などのデータを活用し、自社の社風と採用候補者がマッチしているかを測れるため、面接官や採用候補者双方の主観ではなく、データから読み取れる点に魅力を感じています。

貴社の採用状況や、採用候補者の傾向などを教えてください

渡辺さま:
弊社は新卒採用が中心で、年間の目標は大卒が10人、高卒が5人程度です。地元の静岡県出身者が多いのが特徴ですね。

最近の採用候補者の傾向としては、学生の就職に対する考え方が変化していると感じています。以前は一人の学生が多くの企業を受験する傾向にあった感覚がありますが、最近では自分に合った企業を絞って選考する学生が増えています。

また、仕事内容だけでなく、給与や福利厚生などの待遇面にも関心が高まっていると感じます。

採用候補者の人となりをデータを活用して知ることができる

採用フローにおいて、「テキカク」をどのように利用していますか?

渡辺さま:
採用選考は、大きく3段階で行っています。1次面接 → 2次面接 → 最終面接というフローがあり、志望動機など大きなミスマッチがないかを確認する1次面接後に「テキカク」を受けてもらっています。

2次面接時に「テキカク」の結果を活用し、より深く質疑応答などを行っています。その結果を役員と共有し、最終試験である役員面接を行います。

「テキカク」の結果から、採用候補者の価値観傾向、ストレス耐性、性格特性を確認しながら、気になる点や深掘りして聞きたい点を整理でき、とても役立っています。

また、内定後の内定者面談でも「テキカク」を活用しています。「テキカク」の結果を採用候補者にも共有し、会社とのフィット感を説明するのに役立てています。

例えば、「あなたのこの特性は、弊社のこういった部分と合っていますよ」といった具合です。逆に考えが異なる部分などがあった場合は、期待値調整を行い入社後のギャップを減らせるよう擦り合わせを行います。

双方が納得感をもって、入社合意になるのが理想的ですからね。

「テキカク」の結果で重要視しているポイントを教えてください

渡辺さま:
採用候補者の価値観傾向やストレス耐性をはじめ、性格特性において大きく振れている項目などを中心に見ています。

懸念点を埋めにいくこともしつつ、採用候補者の素敵な部分を見つけ、項目におけるエピソードなどを深掘りし、人となりを理解することを大切にしています。

社長や役員にも結果を共有し、面接の参考にしてもらっています。

肌感覚でもできていた部分ではありますが、特に価値観などは言葉一つにとっても人それぞれの解釈があるため、「テキカク」の結果をもとにデータを見ながら会話することで、より共通認識がとれるようになったと感じています。

先ほども少し触れましたが、採用候補者の学生の関心が、仕事内容だけではなく、待遇面にも向いているため、企業説明会の段階で訴求ポイントを都度精査する必要があります。

例えば、休暇制度や給与などの情報をより積極的に開示したり、入社後のキャリアパスを具体的に示したりするなど、学生のニーズに合わせた情報提供を心がけ、その上で、弊社の社風と採用候補者の価値観などが合うか、「テキカク」のデータから読み解いていければと思っています。

今後「テキカク」に期待すること、活用していきたいことなどがあれば教えてください

渡辺さま:
「テキカク」の活用の幅を広げていきたいと考えています。

具体的には、社内の従業員データを増やし、配属や異動の際にも「テキカク」のデータを活用していく予定です。

例えば、ある従業員の特性が特定の部署や役割と合致している場合、その情報を人事異動の参考にすることができます。

また、採用以外の場面において、社員教育や人材育成にも活用していきたいですね。

「テキカク」のデータをより多角的に活用することで、社員一人ひとりの強みを活かせる組織づくりにつなげていきたいです。

この記事をシェアする

  • Facebookでシェア
  • Xでシェア
  • Lineでシェア
  • Hatenaでシェア

『テキカク』ができることをもっと詳しく!

3分でわかる「テキカク」まずは資料ダウンロード

そのほかの事例

テキカクは「ラフールサーベイ」を導入していなくても
ご利用いただけます

人事の方向けお役立ち情報