社風や価値観とのマッチ度を測る他社にない信頼感:株式会社ブレーンの「テキカク」導入事例
株式会社ブレーン
- 導入の背景
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- 新卒や業界未経験者の採用にあたり、適性検査の必要性を感じていた
- 適性検査の効果が不明確だと感じていた
- 気付き・変化
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- 自社の社員の価値観や組織風土からマッチ度を算出しているロジックに安心感を覚えた
- 価値観、性格、ストレス耐性など、多角的に採用候補者の特性を把握できるようになった
- 採用候補者の特性に合わせて、面接の対応ができるようになった
株式会社ブレーンさまは、主にSES事業と受託開発・DX事業を手がけている会社です。
社員数約70名、年間10名以上の採用を行う中で、より採用業務の質向上のために「テキカク」を導入。取締役 COO 磯部浩孝さまに、「テキカク」導入の背景、利用方法、今後の活用展望についてお話を伺いました。
価値観傾向、ストレス耐性、性格特性などのデータが面接で力を発揮
「テキカク」導入の背景、選ばれた理由について教えてください
磯部さま:
当社では事業拡大に伴い、ここ2〜3年採用に注力しています。以前は中途採用が中心でしたが、昨年から新卒採用も始め、計画的な人員増加を目指しています。具体的には新卒採用では5名、中途採用でも5名程度を目標としており、業界未経験者も積極的に採用しています。
新卒の方や業界未経験の方の採用を進める上で、書類や面接だけで判断するのは難しいと感じており、以前から適性検査のサービスを導入しようとは考えていました。 ただ、適性検査の効果が不明確だという意見もあり、なかなかどのツールを採用するかは決めかねていました。
そんな中で適性検査の採用に至った理由としては、ラフールさまが提供している組織改善ツール「ラフールサーベイ」を利用していたため、新サービスの採用適性「テキカク」のご案内をいただいたのがきっかけです。
「テキカク」は、社員の価値観や組織風土などのデータを活用し、採用候補者と自社の社風や価値観がマッチしているかを測れる適性検査という点に興味を抱き、他社にない信頼感を感じました。詳しくお話を聞き、自社で活用できると感じ、「テキカク」の導入を決めました。
採用フローにおいて、「テキカク」をどのように利用していますか?
磯部さま:
1次面接通過後、2次面接実施前に「テキカク」を利用しています。
1次面接は私と現場リーダーが行い、2次面接は引き続き私と人事担当役員の2名で行っています。
1次面接では主に本人の意欲や論理的思考力を確認し、2次面接では採用候補者と仕事に対するイメージのギャップを埋めていく作業をしています。一般的なエンジニアのイメージと、弊社におけるエンジニアの仕事内容を擦り合わせる形ですね。
2次面接では「テキカク」の結果、組織とのマッチ度や、価値観傾向、ストレス耐性、性格特性を参考に、面接時の質疑応答などに活用しています。
「テキカク」のデータを活用することで、より多角的に候補者の特性を把握できるようになったと感じています。
例えば、平均から外れたような項目や、偏りがある項目をチェックし、弊社の社風とマッチするのか、仮にズレていたとしても変革人材として活躍できる素質があるのではないかと、面接時の参考材料として意識をおいています。
社風や価値観とのマッチ度が、採用フローの大きな武器
「テキカク」の結果で重要視しているポイントを教えてください
磯部さま:
特に組織とのマッチ度を重視しています。書類や面接だけでは見えにくい部分が「テキカク」の結果から見えるようになり、採用フローにおいて大きな武器となっています。
ただし、候補者と会って話をする中で感じる人柄や熱意といった定性面も非常に大切なので、「テキカク」のデータを用いながら面接や採用業務に活かしています。
今後「テキカク」に期待すること、活用していきたいことなどがあれば教えてください
磯部さま:
現在、社員数100名を目指して事業拡大を進めています。SES事業を基盤としつつ、受託開発やDX事業も強化していく方針です。今後もさらに多様な人材を採用し、チームとしての力を高めていきたいと考えています。
そのために、入社後の人材配置・育成にも「テキカク」のデータを活用し、個人の特性に合わせた育成プランの作成など、採用以外の場面でも活用の可能性を探っていく予定です。
さらに、社内でのコミュニケーション改善や、マネジメントにも活用できる可能性を感じています。例えば、社員の性格や価値観をお互いに理解し合うことで、より良いチームワークやマネジメントにつながると考えています。
「テキカク」を通じて得られる客観的なデータと、面接官の目による評価を組み合わせることで、より精度の高い採用活動を実現し、自社にマッチした人材の確保を目指していきたいと思います。